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こんにちわ、管理人のタイガーです。^^
我が阪神タイガースは広島でのカープとの
3連戦は広島にフルボッコにされましたが、
甲子園に帰って来た昨日のDeNAとの初戦
では鳥谷敬選手が見事2000本安打を達成され勝ちました。
去年、日米通算2000本安打を達成した
福留孝介選手に続きおめでたい事が今年続きましたね!^^
さてシーズンも終盤に差し掛かり
残り試合も後20試合を切り、
阪神はこのまま行くと2位での
着地となりそうですが
ちょっと気が早いですが来シーズン
を見据え球団の方は既に動いている様です。
情報によると今オフの阪神のFAは投手中心
で補強する戦略を打ち出していますね。
今回はこれに関連する事として
トレードについて取り上げてみたいと思います。
目次
阪神タイガース(2017)の球団方針

基本としてタイガースは今年も昨年に
引き続き若手選手の育成によるチーム力の底上げの方針だと思います。
しかし今年の阪神を見てみると、
生え抜きの若手選手が活躍している一方で
FAやトレードで阪神に入ってきた選手の
活躍も目立ち若手とベテラン、生え抜きと
そうでない選手が上手く噛み合い相乗効果
を生んでいます。
金本監督も過去に広島カープから
阪神に移籍されて来た方ですし、
阪神は外部の血を受け入れる事に
関しては寧ろ接客的な球団と言えます。
今年セットアッパーとして大ブレーク
した桑原謙太朗投手もオリックスから
トレードで阪神に移籍してきた選手です。
現在楽天で球団取締役副会長の要職に
就き2002年、2003年と阪神で監督を
務め優勝した事もある星野仙一氏も
「トレードを行わないチームは強くならない」
と言われています。
いずれにせよ、広島カープの様に生え抜き
の若手育成によるチーム強化が理想で
あり基本はそこに重きを置くべきですが、
トレードもチームを強くするには
有効な手段である事には変わりないでしょう。
トレードはある?

阪神の今オフに於ける戦力補強の
要は前述した通り引き続き現有戦力の
育成による底上げとそれ以外では
・ドラフト
・FA
・新外国人
この3本の矢が中心になると思います。
阪神のトレードの有無については
この3つの戦略の結果次第と言ったところが大きいです。
ドラフト
今秋に行われるドラフト会議では
清宮幸太郎選手がプロ表明すれば
指名する可能性が高いと思います。
仮に清宮選手が進学を選択した場合は
即戦力の大学、社会人の投手獲得に
方向転換すると思います。
FA
FAについては
阪神は投手中心で行くものと思われ、
今年のFA市場には先発やリリーフで
実績を残して来た有望な選手達が
多く比較的豊作の年と言えるでしょう。
ロッテの涌井秀章投手に西武の牧田和久投手、
日本ハムの増井浩俊投手やオリックスの平野佳寿投手など、
錚々たる面々です。
外国人
阪神の現在の外国人選手である
エース格であり投手陣のリーダー的な
存在でもあるメッセンジャー投手や
リリーフで桑原投手と並んで勝ちパターンの
一角でもあるマテオ、ドリスの両投手も
必要戦力として残留を球団は明言しています。
またシーズン終盤に日本ハムから移籍した
メンドーサ投手はシーズン終了までの
ピッチングの内容次第でしょうが、
実績から考えたら恐らく残留の方向ではないかな?
って思います。
それにメンドーサ投手は広島カープには強いですからね。(笑)
ただ現時点ではまだネットの噂ですが
他球団がメンドーサ投手
の獲得を狙っていると言う噂も出ており
メンドーサ投手が残り試合で好投したの
なら、他球団で獲得に乗り出す球団が
出て来る可能性があるかも知れません。
微妙なのがロマンメンデス投手と
エリックキャンベル内野手にジェイソンロジャース内野手でしょう。
ロマンメンデス投手に関しては
今季マテオ、ドリス両投手の活躍もあり
一軍での登板は殆どありませんでしたが、
ボールも速く年齢も若いので
マテオ、ドリスの両投手のスペアとして
来季を見据え残すかも知れませんが
一軍の試合に出ていないに年俸が7500万円
と言うのが気になる部分ですが、
マテオ、ドリス両投手の代役が務まる
と判断したのなら球団は残すでしょう。
マテオ、ドリスも今季相当に酷使されて
いたので来季も絶対活躍すると言う
保証はないですから選択肢は多いほど良いと思います。
キャンベル選手とロジャース選手
の両選手に関しては来季の契約は微妙ですね。
今季一軍の試合に殆ど出場していない
キャンベル選手は確実にそうでしょうし、
ロジャース選手もその公算が大きいでしょう。
ロジャース選手も残り試合で
相当活躍すれば残れるかも知れませんが、
現在試合に出ていない状況で出場しても
代打でタマに出るだけです。
それに阪神が野手の外国人助っ人に
求めているのはホームランを打てる選手でしょうから。
阪神が大砲候補の新外国人選手を
獲得すればロジャース選手の価値や必要性は一気に低下します。
つまり阪神に来季も残留(可能性も含む)外国人は
メッセ (残留)
メンドーサ (残り試合の内容次第?)
マテオ (残留)
ドリス (残留)
メンデス (多分残留?)
ロジャース (微妙)
ほぼ投手ばかりですね。
この6名の内、残留が確実なのは3人で
残り3人はまだ未確定の部分がありますね。
一軍の試合に出場できる外国人枠は
最大4人までで条件もあって
「投手2人に野手2人」「投手1人に野手3人」「投手3人に野手1人」の3通りに限定される。
恐らくこれに大砲候補の新外国人選手
を一人加えた形になるのではと考えています。
阪神はFAやトレードに関しては
野手は行かないと思います。
これは相思相愛と言われた
日本ハムの中田翔選手から撤退した
事からも明らかですし、
阪神の方針として野手は1軍の若手野手
が育って来ているので敢えて
FAやトレードで獲得の必要はないと
判断していると思います。
何より中田選手を獲得すると若手の活躍
の場を奪ってしまいますし超変革を掲げ
若手を試合に使いながら育てる方針の
金本監督の理念や信条に反してしまいます。
野手に関しては大砲候補の外国人
を狙うでしょうが、それは
長くなるので別の記事に譲りたいと
思います。
最新情報
金本監督と球団幹部による編成会議
が先月都内で行われ、
今季FA資金として20億円超!の予算を
計上したと言われ来季にかける阪神の
本気が伝わってきます。
トレードに関しては先程も言った通り、
ドラフト、FA、新外国人の結果次第
で流動的でしょうが、現状を鑑みるに
少なくとも今オフに於けるトレードは
現時点では行わない方向なのではないでしょうか?
それは阪神のトレード要員と言われていた
選手達がここに来て1軍で活躍している
と言う側面もあると言われています。
ここでその活躍しているトレード要員
と噂されていた選手達を見てみましょう。
阪神トレード要員
岩田稔投手
岩田投手はここ2年程勝ち星に
挙げたことが無く、
昨年のFAでオリックスから移籍した
糸井選手の人的保証でも阪神のプロテクト枠
から外れていたとさえ言われていました。
しかし今季シーズン後半から一軍に上がると
左の先発としてチームの勝利に貢献し続けています。
貴重な左の先発投手ですし、
最近のピッチングを見てもまだまだ
一軍で活躍できる力は持っています。
なので岩田投手と釣り合う相手で
なければ難しいでしょうしね。
榎田大樹投手
榎田投手もかつてはリリーフ投手と
して一軍で活躍していましたが
最近は2軍暮らしが殆どでトレード要員
としてオフに名前が挙がる事が多かった
のですが、この前の広島との3連戦で
一軍に上がると広島にノックアウトされた
秋山投手に代わり3回を無失点に抑える
好投を見せました。
阪神の左の中継ぎは岩崎投手と高橋投手
しかおらず特に岩崎投手は登板過多気味
で疲弊しているので榎田投手はリリーフ
の実績は十分なので左のリリーフ投手として
阪神に必要な選手だと思います。
その為トレード榎田投手のトレードはないと思います。
伊藤隼太外野手
伊藤選手はかつてのドラフト1位でしたが、
一軍ではレギュラーとしてなかなか
定着する事が出来ず、
トレード要員に名前が上がる事もしばしばでした。
しかし今シーズンは左の代打の切り札的な
存在になって一軍に定着しており、
チャンスで結果を残しています。
元々打席での集中力の高さが特徴の選手
だったので代打に向いていたのかも知れません。
代打要員として来季も必要とされる
でしょうから伊藤選手もトレードはないでしょうね。
新井良太内野手
広島カープの新井貴浩選手の実弟であり
兄譲りの長打力が売りの選手ですが、
ここ近年は一軍の試合への出場機会
に恵まれてはいません。
金本監督がお兄さんの新井貴浩選手と
師弟関係かつ義兄弟の様な仲なので
その関係もあってチームに残り続ける
事が出来ているのかも知れませんが
年齢的には34歳でボジションである
サードも鳥谷選手や大山選手がいるので
出場機会を求めて他球団にトレードを
志願するorその長打力に目をつけた他球団
がトレードを打診する可能性もなくは
ないと思いますが現状ではその様な話しは
入ってきておらず今のところはトレードは
ないのではと推測します。
上本博紀内野手
上本選手は去年の2016年に怪我
などもあり出場機会が激減し
トレード要員に名前が挙がったり
もしましたが今年は試合に出続けており、
貴重な働きをしています。
そして上本選手は過去3年連続で選手会長
を務めたりもしています。
これはレッドスターと言われた元阪神の
赤星憲広氏以来の記録です。
人望が無ければここまでできないでしょう。
また上本選手は早稲田大学から阪神に
ドラフトで入ってきた生え抜きです。
岡田元監督や鳥谷選手など早稲田大学卒です。
生え抜きで2000本安打を達成した
鳥谷選手は阪神に取って最大の功労者の
一人であり将来の球団幹部候補でしょう。
岡田元監督もOB会では力や影響力
を持っていると思いますので
この二人から嫌われていなければ
冷遇されたりトレードされたりする事は
絶対にないと思います。
早稲田大学卒で生え抜きの上本選手を
阪神は簡単には放出はしないでしょうね。
上本選手は人望もあり将来は阪神の
球団の編成やコーチなど要職も務める
人でしょうから勉強の意味で他球団に
出して経験を積ませると言う事も
あり得るかも知れません。
岡田元監督が晩年に故仰木彬監督
のいるオリックスに放出され仰木監督
の元で勉強された様にですね。
ですが今のところそんな話しは聞きませんし
また戦力的にまだまだ必要な存在ですから無いでしょうね。
因みに余談ですが広島東洋カープにいる
上本崇司内野手は実の弟さんです。
藤川俊介外野手
俊介選手も去年出場機会が激減し
トレード要員に名前が挙がったと
言う噂はありましたが、
今年は見事活躍し、
FA権利も取得しました。
阪神は福留選手、鳥谷選手、糸井選手
など主力のレギャラー陣が
30代中盤~40代であり全試合に使えません。
ベテランなので休ませながら使う方が
活躍してくれて効率がいいからです。
そんな時に俊介選手の存在は大きいです。
俊介選手は他球団ならレギュラーと獲れる
力はあるでしょうが阪神は内外野とも、
層が厚いです。
しかし主力が休んでいる時や欠場して
いる時に代役がこなせる俊介選手は
貴重な存在です。
ソフトバンクもそうですが
強いチームは控えも層が厚いですよね。
なので俊介選手のトレードもないでしょうね。
陽川尚将内野手
陽川選手は去年と今年レギュラー奪取が
期待されましたが結果を出すことが
できずに今だ2軍暮らしが続いています。
同じ2軍のメンバーだった中谷選手、糸原選手
北条選手などは1軍で結果を出し
活躍していますが一人だけ取り残された格好です。
年齢的にも26歳と中堅と呼ばれる年齢に
差し掛かっているので、
このまま一軍で活躍できないまま、
2軍暮らしが続くとトレード要員
に名前が上がるかも知れません。
ただ陽川選手は自分より年下の中谷選手や
糸原選手たちの1軍での活躍に刺激され
たのか現在2軍では5試合連続ホームランを
含む最多の21本塁打を放っています。
打点も85打点であり打率も282残しています。
(2017/09/10現在)
これは来年に期待できる数字ですし
陽川選手もトレードの話しは今のところはないと思います。
予想
阪神の今オフに於けるトレード戦略は
FAや新外国人が中心となりそうなので
阪神からトレードで積極的動く事はないが
他球団から打診された場合や
金銭トレードで獲得できる可能性
がある費用対効果の高いと見込んだ
選手に関してはこの限りではないと思います。
しかし逆に言えばトレードの必要性が薄れる位、
阪神の戦力が充実して来たと言う証拠
の裏返しでもあるのでしょうね。
それでも阪神は広島カープに育成の面
では4、5年遅れを取っていると球団内部で
は言われており、今後も育成に更に力を
入れて行く方向の様です。
広島ホントヤバイですね!!( ´;゚;ё;゚;)
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まとめ
いかがでしたか?
今回は阪神のトレードについての話しでした。
阪神は若手の中谷選手、大山選手を筆頭に
若手がどんどん目を出して来ています。
2軍にも将来有望な若手が多く
数年先が楽しみなチームです。
しかし桑原投手がそうである様に
トレードが人生の契機となり
活躍する選手もいますから、
今季はともかく来季はどうなるかは
分かりませんが、
とにかく残り試合を全力で戦い
クライマックスや来季への弾みと
して欲しいですね!
今回はここで終わりとします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
では次回またお会いしましょう!
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